ハマナシのチョコレート

niwazou2010-04-08

 「六花亭」 の新しいチョコレート発見。
 白いのが山野草 「オオバナエイレンソウ」 、ピンク色のは 「ハマナシ」 がモチーフになっているようです。
 両方とも、自生している場面を見たことはないのですが、包装紙に描かれてるのを見ると、北海道の野山や海岸に、一面にわーっと咲いてる風景が浮かんできて、胸躍ります。
[:W200:left] さて、「ハマナシって、『ハマナス』 が正しいんじゃないの?」 と思ってました。
 が、じつはハマナシ(浜梨) が正解。 訛ったのが、ハマナス(浜茄子) なんですって。
 このハマナシが、じつは 「バラ」 であることはご存知ですか? 
 学名は 「Rosa rugosa」 といいますが、「ルゴサ」 は、“シワがある” というような意味だそうなので、ロサ・ルゴサは “葉っぱがシワシワした原種のバラ” というようなネーミングです。
 日本には、バラの野生種が150〜200くらいあるという話ですが、ハマナシはそのひとつなのです。
 園芸店などで見るハマナシの枝は、群を抜いてトゲトゲしく、葉裏には毛が密集しています。
 枝や葉の様子を見ると、浜辺で風雨や塩害に負けずに、がんばって咲いてんだなー、と思うハマナシ。
 あ、チョコレートは、色から想像するとおり、ストロベリーっぽい味でした。