バスケットを覆うもの
昨日のバスケット、ふつうに葉モノなんか植えると、こんな感じ。
植わってる植物は 「シュガーバイン」。 ぶどうの葉っぱを思わせる姿が可愛い、観葉植物です。
ここ数年で、ずいぶん人気が出て、知名度が上がりましたよね。
一応、観葉植物、と呼びましたが、シュガーバインは寒さにはわりと強くて、最低気温が0℃くらいあれば、屋外でも冬越しできます。 葉色は赤っぽくなりますけどね。
学名は、「parthenocissus sugarvine (パーセノッシス・シュガーバイン)」。
シュガーバインっていうのは、いわば “呼び名” なんですけど、葉っぱから出る樹液が、ほのかに甘いんだそうです。
さてと、バスケットみたいな容器に植物を植えるときには、土がこぼれないように、バスケットの内側を、何かで覆う必要がありますですね。
覆う材料として、一般的に手に入りやすいのは 「ヤシの繊維」 なんかですが、他にもいろいろあります。
このバスケットの緑色のは、「シサル麻」。 アレンジメントなんかではよく使うようですが、質感はヤシとほぼ同じ。
緑色は着色したもので、他にもピンクとか白とか色々あるみたいです。
要するに、水を通して土がこぼれなきゃいいんですが、この土止めに何を選ぶか。 それによって、出来上がりのイメージは結構変わってきます。
バスケットをぐるっと覆うんだから、見える面積も広いもんね。
右のは 「ハイゴケ」 です。 こけ玉作って余ったのを詰め込みました。
ぼろぼろゴケだからなんとも言えないけど、一応生きてるヤツだから、これは月日が経つとコケも育ってくかもしれない。
植物もバスケットも両方育つ。 材料によっては、そんな楽しみもあります!