春の 「ハル・ジオン」
お散歩で毎日歩く通り沿いには、「ツツジ」 が植え込まれています。
街路樹としておなじみの 「ヒラドツツジ(平戸躑躅)」 じゃないかと思うのですが、ふと見ると、こんなふうになってました。
濃いピンク色の間から顔を出す 「ハルジオン」。
この季節、そこいらじゅうで目にする、これぞ雑草! と呼ばれる花だけど、なんと愛らしいこと。
まるで、ツツジの間々で咲くように、計算して植えたみたいです。 もちろん、勝手に生えてきたことは明らかですけど。
ハルジオンって響きは、外国語のように聞こえるけど、「春紫苑」 と書く立派な日本語です。
雑草化してる花って、よく見る割に名前を知らない場合も多いけど、これは、春に咲くからハルジオンと覚えましょう。
え? 1年中咲いてるって??
咲いてる時期がちょびっと重なるかもしれないけど、夏くらいから見かけるのは 「ヒメジョオン(姫女苑)」 でありまして、ハルジオンとは別な花なのよ。
すごーくよく似てるというか、並べてみなきゃ、区別がつかないと思うけど。
そういえば、ユーミンの曲に 「ハルジョオン・ヒメジョオン」 っていうのがありましたね。
もの悲しい夕焼け時を思い浮かべる曲だった。
歌詞の中に、ヒメジョオンの方しか出てこないのは、やっぱ、曲の感じが、春の夕暮れとイメージ違うからなのかなあ。
「ハルジョオン (正しくは「・・ジオン」) ・ヒメジョオン」 ってタイトル、語呂合わせなのー?