■
なんじゃこりゃ、という写真ですけど、手前の赤っぽく色づいているのが、購入時からあった枝で、いま実が成っています。
対して、左にびゅーんと伸びた葉が緑色なのが、今年の春から伸びた枝。 来年は、この枝に実が成るはずです。
つまり、「ブラックべりー」 の実は、“伸びて2年目の枝”に成る。
そして、実をつけた枝には、再び実は成りません。 一度成ったら、終了。
だから、実を収穫した後の枝は、地際からカットしても構いません。 残しておいても、冬には枯れてしまいます。
これ、「ラズベリー(★)」 も同じ。
この 「実のなり方」 を知っておくと、育てるのはとても簡単です。
我が家のブラックベリーは、今のところ、新しい枝は1本しか出ていません。
ブラックベリーは、地下茎からも新しい枝を出すらしいけど、鉢が小さくて、株元からしか枝が伸びないのかな。
地植えの株だと、もっとたくさん、新しい枝が出てきているはず。
たくさん実がなるようにするには、鉢を大きくして新しい枝が出やすいようにしてやるといいけど、鉢を大きくするにも限界がありますよね。
限界あるけど、そんなお宅も、あきらめることはありませんよ!
数が少なければ、新しい枝の先端をカットしてみましょう。 すると、その両側から脇芽が伸びてくるから、自動的に枝数が増える。
そういう方法もあります。
★ ラズベリーには夏と秋、2度実がなるもの (二季なり) があります。 これは、同じ枝に2度実がなるので、剪定方法が違います。