水やりのおさらい その1
しつこいようですが、我が家の 「庭」 は、5階・ルーフバルコニーです。
北側にあるものの、まわりに陽射しを遮るものがないため、夏は本当に酷暑ゾーン。 朝8:30にはもうこんな具合で、3分の2以上が、夕方には全面の日当たりです。
しかも、当然、ぜんぶコンテナ栽培。 鉢植えです。
と聞くと、さぞかし水遣りが大変だろう、と思われるでしょう。 毎日、欠かせないので、大変といえば大変です。
でも、1日1回、30分程度のことです。 朝のルーティーンワークの1つと考えれば、洗濯したり、朝ごはんを作って食べるのと同じ。 と、まあ、考え方次第です。
「でも、ウチは1回じゃだめ。 夕方にはもう、鉢がカラカラで」 という声もよく耳にします。 でもそれ、本当に1回じゃダメなの?
ここで今一度、夏の上手な水遣りについて、おさらいしてみましょう。
まずは、基本。 じゃなくて、 ですよ。
違いわかりますか。 ホースの 「ハス口(はすぐち)=水の出るとこ」 を植物の根元に近付けて、1鉢1鉢、水遣りしましょう。
ハス口は、もちろん下向きで。 ジョウロの場合も同じです。
そして、最低、土から鉢のフチまで水が溜まるまで、待とうね。 土がもりもりでウォータースペースがないとちょっと困るけど、そんな場合は、下から水がしみ出てくるまで待とう。
上からざーっと水遣りするのは気持ちいいけど、根っこに水が十分行き渡ってないってこと、よくあります。
わたくし、時には、こんな感じで座りこんだりします。
朝はいろいろ考えるのに向いてる。 ホースのハス口を鉢に置きっぱなしにして、草をむしったり、ぼーっとしたりしています。
そんなときに便利なのが、ホースの 「ストッパー」 ですよね!
改めて説明するまでもありませんが、ときどき知らない人がいる、このストッパー。
黄緑色のハンドルのつけ根についてる、グレーの部分。 見える? これ、ハンドルを押しながら動かすと、水がずーっと出たままになります。
ハンドルずっと押しておくの、手がだるい、っていうのも、ストッパーで解決です。 小さいことだけど、知ってるとぐーんと楽。
こうやって、とにかく朝1回 「たっぷり・確実に」 お水をあげてみましょう。
いままで2回だった水遣り、もしかしたら1回で済むかもしれませんよ。