水やりのおさらい その1

niwazou2010-07-19

 しつこいようですが、我が家の 「庭」 は、5階・ルーフバルコニーです。
 北側にあるものの、まわりに陽射しを遮るものがないため、夏は本当に酷暑ゾーン。 朝8:30にはもうこんな具合で、3分の2以上が、夕方には全面の日当たりです。
 しかも、当然、ぜんぶコンテナ栽培。 鉢植えです。
 と聞くと、さぞかし水遣りが大変だろう、と思われるでしょう。 毎日、欠かせないので、大変といえば大変です。
 でも、1日1回、30分程度のことです。 朝のルーティーンワークの1つと考えれば、洗濯したり、朝ごはんを作って食べるのと同じ。  と、まあ、考え方次第です。 
 「でも、ウチは1回じゃだめ。 夕方にはもう、鉢がカラカラで」 という声もよく耳にします。 でもそれ、本当に1回じゃダメなの?
 ここで今一度、夏の上手な水遣りについて、おさらいしてみましょう。
 まずは、基本。  じゃなくて、 ですよ。
 違いわかりますか。 ホースの 「ハス口(はすぐち)=水の出るとこ」 を植物の根元に近付けて、1鉢1鉢、水遣りしましょう。
 ハス口は、もちろん下向きで。 ジョウロの場合も同じです。 
 そして、最低、土から鉢のフチまで水が溜まるまで、待とうね。 土がもりもりでウォータースペースがないとちょっと困るけど、そんな場合は、下から水がしみ出てくるまで待とう。
 上からざーっと水遣りするのは気持ちいいけど、根っこに水が十分行き渡ってないってこと、よくあります。
 わたくし、時には、こんな感じで座りこんだりします。 
 朝はいろいろ考えるのに向いてる。 ホースのハス口を鉢に置きっぱなしにして、草をむしったり、ぼーっとしたりしています。
 そんなときに便利なのが、ホースの 「ストッパー」 ですよね!
 改めて説明するまでもありませんが、ときどき知らない人がいる、このストッパー。
  黄緑色のハンドルのつけ根についてる、グレーの部分。 見える? これ、ハンドルを押しながら動かすと、水がずーっと出たままになります。
 ハンドルずっと押しておくの、手がだるい、っていうのも、ストッパーで解決です。 小さいことだけど、知ってるとぐーんと楽。 
 こうやって、とにかく朝1回 「たっぷり・確実に」 お水をあげてみましょう。
 いままで2回だった水遣り、もしかしたら1回で済むかもしれませんよ。