ピンクの百合も、咲いた

niwazou2010-07-21

 3種類あるうちの最後、 「ピンクカサブランカ」 が咲いています。
 1週間ほど前から、つぼみが開き始めました。 
 先日の白いユリとこれ、球根を植えたのは同じ日。 意図して品種を選んだわけでもないのに、黄色→白→ピンクと、うまく時期をずらして咲いてくれました。
 ピンクカサブランカは、白いユリ 「オリエンタルリリー・マスカテッド」 と同じく、強光が苦手で、やや日陰気味な場所が好きなユリ。
 でも、日当たりガンガンの我が家のバルコニーでも、問題ないじゃん、と思いながら、2日・3日 ・・・・ あ、やっぱり、ダメだ。
 生育状態は特に問題ありません。 しっかりした茎に、大きな花。 
 しかし、色がダメです。 最初の一輪は、写真のようなきれいな色でしたが、連日の直射日光のせいか、続いて咲く花は、どんどん発色が悪くなってきました。 つぼみの段階で褪色してしまうのだから、無理もありません。
 そして、香りも冴えない。
 白いユリと同様に、香りは高いものの、むわっとした外気の中では、ぜんぜん 「いい香り」 の印象がないのです。
 おそらく、このユリの好きな場所。 半日陰で咲けば、清潔なピンク色をした大輪の花が目を楽しませてくれたはず。 
 乾ききってなくて、ちょっとは湿気のある場所で咲けば、気品のある香りを漂わせてくれたはず。
 ただ育てばいいのか、咲けばいいかというと、そういうものでもなくて、お花ものはやっぱり、本来の魅力が発揮できる場所、 “美しく咲ける場所” で育ててやるべきなのね。
 そんなことを改めて教えてくれました。 今年最後の、我が家のユリ。