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これは、「吉備路」 の秋の風景。
東京に住み始めてからというもの、田んぼを見る機会がめっきりなくなりました。
田んぼに囲まれて育ったから、秋に稲穂が広がる風景を目にすると、妙に懐かしい。 胸がホカホカと暖かくなる感じです。
・・・と、たっぷり黄金色を堪能し、4,5日ぶりに東京の自宅に帰って来て、思い出しました。 我が家にもありましたよー、「稲穂」 が。
この悲惨な感じの植物は、春に入手したものの、なんだかんだで忘れられていた古代米、「赤米」 なんですよねぇ。 思いっきり、根っこが出てますねぇぇ。
買ったときのポットのまま、バケツに放り込んであったのだ。 水溜めて。 なのに、久しぶりに近くで見ると、ちゃんとできてる、お米。
けなげだ。
放置しててごめんよー、赤米。
しかし、ここまで来て、今さら植え替える意味もなさそうなので、頃合いを見て収獲したいと思います。
お正月には活躍してもらうからね。 お飾りの材料として。
さて、留守中には、植物の変化以外にも、色々な出来事が起こるものです。
夫、みかんちゃんの朝晩のお散歩もバルコニーの水遣りも、快く引き受けてくれるいい人でありますが、よく言えば小さいことにこだわらない ・・・しかし、ちょっとソコツな人なのであります。
帰宅した私に 「2つ謝りたいことがある」 という。
1つめは、これ。
レンジでチャーハン温めようとして、間違えて 「トースト」 ボタン押したら、レンジ用のフタが溶けちゃって。
一番高い位置に、きれいに丸く穴が開きました。
でもまあ、こんなの別にたいしたことないじゃん。 さすがに、プラスチックの溶け落ちたチャーハンは食べなかったらしいので、ほっとしました。
んがっ。 2つめはちょっと顔が引きつったよ。
適度に雨で、水遣りは1日だけでよかったみたいなんですけど、その水遣り、な・な・なんと、45℃のお湯を、たっぷりホースでまいたらしい ・・・。
我が家は、浴室のシャワーの口にホースをつなぐのですが、いつものシャワー温度のまま、お湯遣りしちゃったんだって。 オー・マイ・ガッ!
水がかかって、冷たくないことに気づいても良さそうなもんですが、出かける前で、自分にかからないよう、細心の注意を払いながら行動したそうで。
全部終わって、水栓を止めに行って気づいたというから、まあ、ある意味すごいです。
幸いにも、植物に外傷は見られず、笑い話で終わったわけですが。
おそるべし、夫。