ポインセチアの扱い方

niwazou2010-12-03

 クリスマスというと、イメージする植物のひとつが 「ポインセチア」 です。
 この時期、なんだか欲しくなるクリスマスカラー ・・・ ですが、この頃は真っ赤なのだけじゃなくて、白やピンクやアプリコット色や。 赤いのに白い斑が入ったものなんかもあります。
 右の写真は、ピンク系。 赤が薄くなったような色です。
 この場所、まわりの白い花 (スイートアリッサム)  は土に植えてありますが、ポインセチアは、購入したときのプラ鉢のまま置いてあります。 なんでかというと、ポインセチアは 「室内で楽しむ花」 だからです。
 ここは屋根のかかった雨の当たらない場所なので、クリスマスまでは外で楽しんで、その後は家の中へ移動できるようにしているんです。 季節限定の、屋外。
 クリスマスに買ったポインセチアがすぐ枯れちゃった、という原因は、たいてい ①外に直接植えた ②水をやりすぎた、の2つです。
 街中を歩くとお店の外に並んでるのを見て、おウチでも玄関まわりとかに植えたくなるもんですが、あれはディスプレイですからね。 クリスマスが過ぎて本格的な寒さの中、屋外で冬を越すのはちょっと無理なんです。
 今時期でも、店内の暖かい場所に置かれていたものを買って来て、外に置きっぱなしにしてたら萎れてた、なんてこともあります。
 ポインセチアは、寒さに弱いんです。 
 それから、お水ね。 水は絶対、控えめ。
 特に、分量じゃなくて頻度に注意。 土が湿ってるうちはお水は遣らないようにしましょう。 どっちかというと、サボテンとか多肉植物に近い扱いでいいんです。
 土が湿ってるのに葉がだらーんとしてきた、という場合は根腐れ気味のおそれあり。 さらに水をあげるのは逆効果なので、しばらくお水をやらないで様子をみましょう。 鉢皿に水をためるのは、一番よくないですよ。
 あと、根っこが弱いのもポインセチアの特徴。 寄せ植えなどをするとき、ポットから抜いた根の土を落としてはいけません。 できるだけそのままの状態で、根っこに触らないように植えつけを。
 どっちかというと、ポットや鉢から抜かないで、そのまま 「寄せ鉢」 がおすすめです。