2011年、五葉松の変身(1)

niwazou2011-01-11

  6日に話題に上がった、昨年お正月の 「青竹植え」。 植え替え作業の記録です。
 1年間、放置してた 「五葉松(ゴヨウマツ)」 には枯れた葉がついたまま。 栄養不足や夏のダメージで、先っぽが黄色くなった葉もありますので、まずは、松の手入れを行います。
 松ヤニがつくと落ちにくいので素手じゃないほうがいいけど、細かい作業だから、軍手じゃなく薄いゴム手袋を用意すると便利。
 まずは手で枯れ葉を、次に傷んだ葉・変なところから伸びたバランスの悪い葉を手で取り除きます。
 もちろん、ハサミでやってもいいけど、自分の指がいちばん頼りになる!
 葉っぱを整理したら全体のバランスを見て、この枝要らないなー、と思うものはチョキンとカット。 ただし、今だけでなく、来年ここが伸びたらかっこいいかも ・・・ とか、想像しながら、枝を選びます。
 はい。 松の手入れ完了。 松の形が整うと、このままで今年もイケそうな気分になるけど、やっぱりお正月にこの古竹はいただけないので、続いて植え替えに移ろう。
 道具は、割り箸1本と、ハサミ。 1年で結構根が張ってるので、なかなか抜けにくいけど、まわりをお箸でぐりぐりやってるとそのうち抜けます。
  はい、抜けたー。 竹の容器と同じ形ですね。
 このまま新しい容器に植え替えてもいいけど、今年の夏もバルコニーで夏を過ごすことを考慮して、日当たりの好きな松と、直射日光の苦手なヤブコウジは別々にします。
  松の新しい容器は、このスクエアな赤い鉢に決めました。 陶器ですが、塗りの朱に近い赤色です。

  鉢の底にはネットを敷いて、鉢底石を入れて、と。 
 そして、今回の松のお供には 「寒菊(カンギク)」 を。 バルコニーでほったらかしだったので、ここんとこの寒さで少々しょぼくれておりますが。
 寒菊は、ミニミニ菊です。 名前のとおり、12月〜1月に開花する、霜などにも強い品種。 
 ちょうどお正月に咲いてくれるし、小さいので盆栽に色を添えたいときに便利ですが、寒さに当たるとやっぱり葉色は紫っぽくなります。
 きれいな緑色で使いたい場合は、寒さに当てないようにしとかないとね。


 で、完成品は、明日の記事で。
 ・・・ なんだからね、みかんちゃんってば。 聞いちゃいないのね。