今年は6段め、昇進。
昨年もそうでしたが、壁面のバラ栽培を楽しんでいるK邸では、冬のこの時期にも、バラにたくさんの葉がついたままです。
特にこの 「プロスペリティ」、まだお花がいくつも咲いている。 クリーム色のバラがほんのりピンクがかったりして、盛りの時期とはまた違う表情を見せております。
おりますが、ですね。 ぼんやり冬のお花を眺めている場合ではないのだ。
Kさん、ピンク色になった花を私に見せようと残して下さっていたのに、もったいないけど切っちゃう。 切らねば。
花を切って葉をぜーんぶ落として、枝ぶりがよく見えるような状態にしてから誘引開始です。
何mにも伸びて交差してる枝の要・不要を見極めて壁に配置していくわけですから、葉っぱが生い茂っていてはやりにくい。
同時に、昨年に出た 「黒点病」 などの菌を持ち越すことがないように、予防も兼ねて、葉っぱは落とすに限ります。
葉っぱの付け根には、新しい芽が顔を出してるから、芽を傷つけないように注意しつつ ・・・ といっても、まっすぐ下向きに引っ張れば葉は難なくとれます。 慣れたらバリバリとれます。
このプロスペリティ、3年めの株ですが、勢いよく伸びましたよー、今年も。 そして、ついに雨樋(あまどい)の上部へ到達。
よーく見るとですね、樋が左に曲がったところにも枝を誘引してるのがわかるかしら。
この調子でいくと、来年はついに2階のベランダまで! と、ほくそ笑みつつ、高所恐怖症のオンナは、決死の覚悟でハシゴに昇ります。 昨年は5段目までで作業できましたが、今年は1段アップ。
こ、怖いっ。 でも、なんとかなった。
しかし、このサイズの脚立は、伸ばしてハシゴにしても6段目でおしまいです。 その上に立つのは危険なので、次はもっと高さのあるものを用意せねば。
考えただけで手に汗握る感じですけど、それでも私はハシゴに昇る。 そこにバラがある限りー!