M邸のモッコウバラ

niwazou2011-01-31

  先日の豊島区・M邸。 1日で作業が終わらなくて、今日も行って来ました。
 バラいっぱいバルコニーのこちらには、今まで写真を撮ったことがなかったけど、実は 「モッコウバラ」 もあるんです。 
 右の写真の、上部に飛び出たヤツですよ。 ひょろろーん、と伸びてます。
 こちらに伺うようになって2年、いや3年くらいになるけど、あんまり咲いてる様子がないんだよなぁ。 いまだ、白か黄色か、花色も不明です。
 モッコウバラなんて、放置しとくとガンガン大きくなって勝手に咲くもんだけど。 一応、こんな高さに届くくらい枝が伸びてるんだけどパワーがないのよね、パワーが。
 昨年伸びた新しい枝も細ーい。
 原因はコンテナが小さいからかなー、と思います。 幅は40cmくらいはあったと思うんだけど、深さは20cmくらいの木製コンテナ。 
 もともと裕に5m以上の枝を伸ばすモッコウバラにとっては、ちょっと根の張るスペースが少ないかな。
 市販の 「ローズポット」 と呼ばれるものを見るとわかるけど、直径や幅が狭くても、高さのあるものがバラには向いている。 背の高さとのバランスを考えても、今のままでは浅いんだと思うのよね。
 しかし、固定してあるコンテナなので、パーゴラに絡ませるためにはとりあえず、このまま何とかしたいところです。
  したがって、できるだけの手当てをしてみました。
 もともと少ない枝ですが、元気のなさそうなのは思い切って整理。 新しい枝も。 モッコウバラは、新しい枝に花芽ができるとは限らないので、古い枝で、細い小枝がいっぱい出てるのを残して、と。
 ふと、脚立の上から景色を見渡すと、遠くに見える雪を被った山。 おおっ、富士山だー! (見える?)
 こんなところからも見えるなんて、富士山ってほんとに大きいのね。
 さて、日当たりは十分なので後は土です。 地植えだと、あんまり肥料も必要ないと思われるモッコウバラなんだけど、狭いから土を充実させないと。
 土を掘り起こしごっそり入れ替えて、施肥も十分に。 コンテナが浅いということは水も乾きやすいので、ふかふかした水持ちのいい土にすることを心がけました。 そして、マルチングにウッドチップも忘れずに。 バルコニーって風が強くて、どんどん土が飛んで減っていくからね。
 さて、今年は咲いてくれるかしら。