ベルガモットの香り

niwazou2011-02-08

 最近お気に入りの飲み物は、これです。 温かいのもあるので、コンビニや自販機でこれを見つけると嬉しい。
 香りを嗅いだだけで、ふわーんと気持ちよくなるのよねー。 これが 「リラックスする」 ということなのかしら、といつも実感するのです。
 「ベルガモット&オレンジ」。 もともと柑橘系の香りが好きなんだけど、きっとベルガモットが効いてんだろう。 「ベルガモットの香りが好きなのね、私」 と、ずーっと思っていた、今日まで。
 が、ついさっき、この自己分析が正しいようで、ちょっと間違っていることが判明しました。 
 ベルガモットって、よく聞くハーブの名前です。 花はこんなの。
 ハーブとしては有名だから、実際に咲いてるには見たことないけど、なじみはある。
 葉っぱがいい香りがして、料理の香りづけにするとかナントカ。 この香りがツボなのね、と信じて伺わなかったわけですが、アナタ。 
 たまたま、ハーブとアロマの店 「生活の木」 を覗いて、たまたま、置いてあった情報誌を持ち帰り、電車の中で読み始めると、表紙に 「ベルガモット」 の文字と写真があーる。
 「南イタリア 雨上がりの春の朝に香るベルガモット」 ・・・・ って、写真、レモンとかライムじゃん、と思いつつ読み進んでいくと、 
 えええーっ? これがベルガモットぉー???
 名前は前出のお花と同じ名前なんだけど、一般にこの名前で呼ばれてるのはこっちなんだって。 このレモンみたいの。 よくよく見ると、確かにペットボトルのラベルにも、オレンジと、同じような緑の柑橘が描いてあるじゃない。
 精油の原料や、紅茶のアールグレイの香りもこれ。 つまり、私の好きなベルガモットの香りは、これ! 結局、柑橘そのものの香りなのでした ・・・。
 この頃は、多種多様な柑橘が手に入るけど、ベルガモットって見たことないけど? と思ったら、果実は苦味が強いようで、精油を採るためだけに栽培されてる、特別なものなんだって。 ぜんぶ、初耳だ。
  原形はこのような感じ。 柚子っぽく見えますが、ライムとレモン、あるいはビターオレンジとレモンの交配種でありますから、香りのよさは想像がつきますよね。
 混乱のもとになった、お花の方のベルガモットは、葉の香りが柑橘のベルガモットに似てるからそう呼ばれるそうで、こっちが2番手。 本家のベルガモットは、「ベルガモットオレンジ」 と呼んで区別したりもするようで、なんか本末転倒だ。
植物の名前とか、ずいぶん詳しくなったはずなのに、誤解してること、まだまだいっぱいありそうよ。