アベリアって、こんな木 (2)

niwazou2011-02-17

 カットした 「アベリア」 の枝。 このストライプ模様、素敵じゃありませんこと? いつもあんまり気にしてなかったんだけど、デザインしたようによくできた柄。
 支柱なんかに使うと面白いかも、と、剪定枝をいっぱいいただいて帰りました。
 さて、アベリアの和名は 「ハナゾノツクバネウツギ」 または 「ハナツクバネウツギ」 です。 
 漢字で書くと 「花園衝羽根空木」 ・・・ 硬っ。
「衝羽根(ツクバネ)」 は、お正月の遊び “羽根つき” のハネのこと。 きのうの写真にあった茶色い萼片の形が、このハネに似ているのが名前の由来のようです。
 そして 「空木(ウツギ)」 について。 
 ウツギの仲間、「××ウツギ」 は他にもいくつもありますが、共通するのは、枝の中央部が空洞になっているところ。 
  持ち帰った枝もしっかり空いてますよ、真ん中。 ちくわ、みたいだねー。
 このハナゾノツクバネウツギ(=アベリアね)の中にも、さらにいくつかの品種がありまして、この枝を切ったのは、もっとも一般的な種類。 低木といっても、放っておくと2m近くの高さになるものです。
 が、品種によって大きさも雰囲気もいろいろ。
 這性でグランドカバーに向いてるものや、花色がピンク(ほとんどの品種が白)のものや、葉っぱに斑が入ったものなどもあります。
 結構、バリエーションがあって楽しいアベリアです。