コニファーを剪定するなら、今

niwazou2011-02-22

 三鷹市・某所。 数種類のコニファーが並んでおります。
 黄色っぽいの、シルバーっぽいの、茶色っぽいの。 冬だというのに色とりどりで、日本の景色じゃないみたいです。
 コニファー(針葉樹)には種類がいっぱいありますよね。 後方、左から2番目のは 「コノテガシワ(児の手柏)・エレガンティシマ」 だと思うんですけど、他は何だかわかりませーん。
 コノテガシワ・エレガンティシマは、いろんな場所でよく見かけるコニファーの一つです。
 比較的スリムだから場所を選ばないし、放っておいても樹形が乱れにくい。 剪定にも強いから、ちょっと背の高い垣根にしているお宅も見かけます。
 このエレガンティシマ、春〜夏はきれいな緑色ですが、写真のように、冬には “褐色”というのか、紫がかった色になります。
 これに限ったことではなく、コニファーの中には、冬に色が変化するものが結構あります。 モミジのような美しい紅葉ではないけど。
  しかしっ。 これは違ーう。
 前の列の一番左の木のアップなんですけど、こりゃ紅葉ではありませんよ。 枯れてます。 一部だけ茶色くなってるのは枯れてるんです。
 この夏、雨が降らなかった影響か、今年の冬はこんなコニファーをよく見かけます。 この枯れた部分は、冬が過ぎても元に戻ることはありません。 切りましょう、今。 
 今の時期に剪定をしておけば、少々、失敗しても大丈夫。 これからが芽吹きの季節ですから、新しい葉が失敗を覆い隠してくれる確率高し!
 大きくなりすぎたものを小さくするにも、ベストシーズンは今よー。