雛人形ざんまい

niwazou2011-03-03

こうして見るとちょっと怖いんだけど、3月3日なのでお雛さまです。
 目黒雅叙園の 「百段雛まつり」 というイベントに行って来ました。 実物は撮影不可なのでで、チケットの写真です。
 百段階段っていっても、一か所に100段の雛段があるわけではなく、「100段の階段で結ばれた各部屋に、いろんな雛人形が展示されている」 というものです。(左図みたいになってる)

 なんてったって雅叙園ですから、天井やふすまや柱や。 部屋そのものに、絵や彫刻や、貝殻をはめこんだ螺鈿(らでん)細工がいっぱい施されていて、人形以外も見どころ満載です!
 時代や場所によって、人形が60cmくらいのビックサイズだったり、3人じゃなく5人官女だったり、寝殿造りみたいな御殿飾りがあったり。
 ・・・ ここで、一緒に行ったIさんちのお雛様は、この御殿飾りだった、というのを聞いて驚いた私。 年齢はほぼ同じですが、当時はそんなのも流行ってたらしいです。 
 我が家のは古ーい5段くらいのだった記憶がありますが、こまごました道具とかを見るのが好きだったなぁ。 いまでも手元にあったらいいな、と思う。 何故だか雛人形への思い入れは深いのです。
  ここ何年も、3月になると雛人形のことを考えます。 かといって、自分のために買うのはためらわれ、今だ雛人形とは縁がありませんけれど。
 ロビーには、色とりどりの 「つるし飾り」 もいっぱい。
 つるし飾りってなじみがないけど、福岡県柳川市のさげもん、静岡県東伊豆町稲取地区の雛のつるし飾り、山形県酒田市の傘福が、「日本三大つるし飾り」 なんだそうです。
 布製の人形を吊るして、雛人形と一緒に飾るんですって。
 にぎやかです。