アブラナ科野菜のこと

niwazou2011-04-06

この時期に20日も家を空けてたわけだから、だいたいの想像はついてたものの、すっかり季節が巡ったバルコニーです。
 きれいな 「菜の花」 にも見えるこれは 「小松菜の花」。 咲き切りまして、食用としてはとっくに収穫期を過ぎています。 が、これはこれで綺麗なので、しばらくこのまま放っておこう。
 ズームインすると、こんなの。
  小松菜は、菜の花と同じく 「アブラナ科」 の植物ですが、お花を見ると仲間だってことがよーくわかりますよね。
 花びらは4枚ですね ・・・ 先日あった 「家庭菜園検定」 っていうのに、「アブラナ科野菜の花弁数は何枚か?」 という問題がありましたが、ワタクシ、5枚だと思ってました(^▽^;)  
 今まで、枚数を気にしたことはなかったのでありまして。 
 続いて、同じくアブラナ科の野菜。 左が、花束みたいな形になって小さい花蕾がたくさん収穫できるタイプの 「ブロッコリー」。 右が、みかんちゃんのおやつとして重宝されていた 「芽キャベツ」 の花の蕾です。
      
 原発の問題で、野菜の安全性が心配されています。
 特に上記、アブラナ科の野菜のいくつかが出荷規制の対象になっているし、地域によっては 「家庭菜園で作ったものを食べて大丈夫か?」 と不安に思っている方々も多いのではないでしょうか。
 安全な基準値が出たって、個人で自分ちの野菜の数値を確認できるわけではないですもんね。 こんな時期だから、口に入れるものに神経質になるのは、当然。
 食べるべきか食べないべきか。 公的に発表されてる以外で、何かしら判断材料をお伝えできればいいのですが、私もまだ、答えが見つかりません。 
 私個人は、これから自宅バルコニーで収穫する 「キャベツ」 と 「苺」 については、よく洗って食べるつもりです。 キャベツもアブラナ科だけど、外葉を採ればOKと判断して。
 乳幼児のいる家庭ではないし、出荷規制のあった区域からはずいぶん離れてますから。
 でも、どうしても不安という方は、今年の収穫は見送るという選択もあると思います。
 手塩にかけたものを食べないで廃棄する、と考えると切ないけど、今年はお花を愛でて観察する年、とするのもよし。 あくまでも、家庭菜園なのだから。  
 情報を集める努力はしていますが、今のところ、家庭菜園を推進している著名な方や機関からも、何も発信されていないようです。 原発問題も落ち着いてないので、現実問題として不確定なことが多くて、発信できないのだと思いますが。
 例年ならば、夏野菜の栽培に取り掛かる時期ですが、こんな状況です。 もう少し情報が整理されるのを待ちましょうではありませんか。
 というのが、私の意見。 鳴くまで待とう、ホトトギス