春のリカちゃんパンジー

niwazou2011-04-12

 4月になって気温が安定してくると、冬の間ちょっと休んでいた草花が、再び元気を取り戻します。
 代表的なのは何と言っても 「パンジー」 や 「ビオラ」。 右の写真は 「虹色スミレ・リカちゃんパンジー」 という品種名で、購入時のラベルにはリカちゃんの写真が付いてます。
 なんでパンジーにリカちゃん? かというと、種苗会社の「サカタのタネ」 と リカちゃん人形の「タカラトミー」 のコラボレート商品だからです。
 つまり、虹色スミレの専属キャラクターが、リカちゃん。
 初登場は2004年らしいですが、パンジービオラを買う機会のあった方は、一度は見たことがあるのでは? というくらい、ここ数年、よく出回っていますよね。
 色パターンもいくつもありますが、いずれも従来のと一味違う色味。 花の真ん中から外側にかけての色のグラデーションが美しい。 繊細で。
 これ 「メープルリカ」 って色なんですが、赤と黄色のコントラストがメープル(=カエデ) のイメージなんだそうです。 カエデっていうと、パンジー類が咲き始める秋〜冬を連想させるし、春になったらなったで、紫っぽく見えるいい色です。
 さて、パンジーに限らず、プリムラ、ガーデンシクラメン、ストックなどなど、昨年から咲き続けている草花は、いずれも再び 「旬」 の季節ですが、お花の時期が長くて栄養切れになっている場合が多い。 肥料あげて、体力を補いましょう。
 きれいに咲くのは5月までなので、ゆっくり効くタイプのものは向かない。 即効性のある 「液体肥料」 が適しています。 
 咲き終わった花を切って、タネをつけさせないようにするのも忘れずに。
 パンジーだけど、ビオラが大きくなったくらいの、お花のサイズも使い易くて重宝なリカちゃんパンジー。 ハンギングなんかにも向いてます。
 今年の秋まで覚えてたら、ぜひ育ててみてね。