ジロー男爵、咲く
今日、つぼみが開いた 「バロン・ジロー・ド・ラン Baron Girod de L'Ain」 です。
バロンって伯爵のことでしょ。 ジローが名前で、ランは土地の名前らしい。 どうやら男の人が絡んでるバラです。 1987年 フランス出身のオールドローズ。
渋みのある深い色といい、端っこが波打ってて幾重にも重なった花びらといい、なーんか高貴な雰囲気が漂います。 ジローだけど、バロンだもんね。
花びらの縁が白くなるのが特徴的なバラなんですが、開いて間もないせいか今のところ、微妙な感じです。
けど、とにかく美しいんだ。 香りもいい。 実物を見ると、人気があるのもわかります。
しかし、ジロー男爵。 現在、我が家で唯一、うどん粉病にかかっておりました。 ほら、葉っぱが白くなって、ちょっと縮まってるでしょ。
冬に購入してそのままだったので、枝が込み合って風通しが悪くなってた。 病気を呼んでしまったかなあ、と思います。
しかし、症状の出ている範囲は狭い。 白くなった葉を取り除いて、応急手当として 「ベニカX」 を全体にシューっと散布。 2日間散布したら落着きました。
鉢栽培で数もそんなに多くなければ、虫は手でとって、病気は早いうちに市販の病害虫スプレーを使えば、けっこう対処できるもんです。