バラの色選び

niwazou2011-05-16

  自宅バルコニーのバラ・ゾーンは、今こんな様子です。
 枝が上に伸びているのが 「ピエール・ド・ロンサール」 手前右に 「イレーネ・ワッツ」 左が 「マチルダ」 。 他の植物とともに鉢植えが並んでいます。
 といっても、この写真では何のこっちゃわかんないでしょう。 3種類とも薄いピンク色。 色の出方は違うんだけど、ほぼ同色なので一体化しております。
 昔はバラというと、赤い色を思い浮かべる人が多かったのでは? と想像しますが、最近はどうだろう。 バラにはいろんな色があるけど、品種の数からいうとピンク系が圧倒的に多いよなぁ・・・。
 とりわけ庭に植えるとなると、まずは上の3種のような色を選ぶ人が多いように思います。 万人に受け入れられる派手でないピンク。
 お庭のバラを選ぶ場合 「他の植物と色が合わせ易い」 「まわりの景色になじむ」 ということも大事だから、はっきりした色より使い易いのは確かで、迷ったら、こういう色を選ぶといいと思います。 
 ただし、色は似てても形は違う。 お花の形だけじゃなく樹形も違うので、シーンに応じて品種を選ぼう。
    
 ピエールは枝が長く伸びるから壁面などに這わせるといい。 イレーネは横に広がり気味に伸びるけど枝の伸びはせいぜい1mくらいだから、花壇なんかに向いている。 マチルダも背丈は1mくらいでコンパクトにまとまり易くベランダ栽培にも向いている、というような具合で。
   さてと。
 女の人をバラの花に例えるとき、以前は美しく手の届かない感じ、近づきがたい雰囲気を表しておりましたが、この表現、いまの時代でも通用すると思う? 平成生まれにもわかってもらえるかしらん??
 フォルムがシャープなバラも根強い人気がありますが、この頃は形も優しいものが人気です。 花びらが多くて、ふわっと丸っこいのものが。
 こちら3点盛りも、ふわふわと優しげでございましょう。
 こういうのが普通のバラのイメージになったら、バラに例える人も変わってくるよねぇ。
 色も形も、バラの流行は、どんどん優しく柔らかなものに向いてる気がするけど、あなたが思い浮かべるバラ。 色と形はどうですか?