ジューンベリーの6月

niwazou2011-05-31

  明日からもう6月か ・・・。 
 6月といえば。 雨が多い、衣替えだ、ああ、誕生月だぞ。 なんて、ちょっと憂鬱なことも思い浮かぶ月ですが、お庭については楽しいこともある。
 今ぐらいから、いろんなベリー類が熟し始めます。 初夏の実りの季節がやって来るのだ。
 ベリー類といえば、ブルーベリー、ラズベリーブラックベリー、チョコベリー、クランベリー、浅間ベリー(クロマメノキ)  などなど。 
 名前に 「ベリー」 と付くものはたくさんありますが、まずは 「ジューンベリー」 です。
 ジューンベリーは、その名のとおり6月に実が赤くなるから 「ジューン」ベリー。
 原産地の北アメリカでは、先住民が、乾燥させた果実を冬の保存食にしたりしていたそうです。
 が、正直、収穫を目的としたベリーではない。 熟した実は甘くておいしいけど、果肉はそう多くないし、果実のわりにタネが大きい。 
 もちろん、その野趣あふれる感じがいいともいえるし、お菓子作りに使ったりジャムにしたり、ということもできますが、どちらかというと、果実は 「おまけ」 のベリー、と考えるといいと思います。
 でもこの果実、かわいいのよねー。 葉っぱの緑とのコントラスト本当にきれい。
 春にはサクラに似た白い花が咲き、6月には美しい実。 夏に茂る明るい色の葉は涼しげだし、秋には赤や黄色の紅葉、と、1年を通して楽しみを与えてくれるジューンベリー
 やっぱり大好きな木です。
 丈夫で育て易くて。 「お庭に何か1本植えたいんですけど」 と問われれば、まず浮かんでくるのはコレです。