花がらを切ろう
先週伺った、W邸。 お手入れ作業は2日を予定していましたが、悪天候続きで、今日がやっと2日め。
台風が来たうえに梅雨入り。 風がびゅーびゅー吹いたから、きれいに咲いていたバラ 「ニコル」 は、1週間ですっかり散ってしまいました。
見た目がヨレヨレなだけでなく、四季咲きのニコルなので、咲き終わった花はカット(=花がら摘み)してしまいましょう!
バラの花を切るとき、このカット位置について 「どこで切ったらいいかわからない」 という声をよく聞きます。
「5枚葉を1〜2枚つけて切る」 というような知識はあるけど、いざ切ろうと思うと自信がなくなるもんです。
なんで5枚葉の下かというと。
バラの葉は、よく見ると位置によって枚数が違います。 葉が5枚ついてたり、その下は7枚だったり。
花のすぐ下の葉は、2枚や3枚です。 要するにまだ若くて、茎がしっかりしていません。 茎の成長がイマイチなところで切ると、新芽のできもイマイチ。 伸びがあまりよくないから避けた方がいいのです。
園芸本などに 「5枚葉をつけて」 とあるのは、すなわち 「しっかりした新芽を出すために、太くなった茎のところで切りましょう」 ということなのでした。