青い花

niwazou2011-06-28

 「青い花」 っていうと、アジサイ朝顔、プルンパーゴ ・・・ すぐに思い浮かぶものは、そう多くはありません。
 厳密に、赤みのほとんど入ってない 「青」 というのはとても少なくて、ガーデニングの材料として呼ぶ 「青い花」 は、紫色なども含めてざっくりと青色系の場合が多いのだけれど。
 自然界では少ない色なだけに、お庭にあると引き立ちます。 さわやかな印象だけでなく、室内のファブリックなんかに青を使うと、体感温度が下がる効果もあるといいますよね。
 ま、お庭に青い花があったからといって、実際に涼しくはならないけど。 気は心。
 節電・省エネの今年の夏ですから、青い花を見て、気持ちだけでも涼しくしようではありませんか。
 さて、これからすぐ、お庭に手軽にとり入れられる青い花というと 「ブルーサルビア」 なんていいと思います。
 学名は 「サルビア・ファリナセア」。 初夏から登場する、よく見るお花ですよね。
 「もう、飽きちゃったわ」 なんていう方もいるかもしれませんが、最近では、ひとくちにブルーサルビアと言っても、微妙に雰囲気の違うものが出回っています。
 「ファリナセア」は、“粉白の”っていう意味らしいんだけど、写真のサルビア、茎まで紫でしょう? 
 茎や愕が白っぽいのが特徴のブルーサルビアですが、こういうちょっとした違いで、ずいぶんイメージが違うんですよ。 これ、ラベンダーっぽく見えませんか?
 サルビアの仲間には、巨大な大きさに育つものもありますが、ブルーサルビアは草丈が20〜40cmと、ほどほどのサイズですから、使い勝手がいいのも魅力。
 大きすぎないけど、ちょっと背丈があって穂状に咲く花は、「日々草」 「ジニア」 「ペチュニア」 「バーベナ」 なんかとも、バランスよく組み合わせられると思います。 
 白い花や、斑入りの葉なんかと組み合わせると、一段と涼しげな印象になりますよ、青い花