四季なりイチゴ
今朝バルコニーで穫れたもの。
ぱっちりした2つの目は 「プチトマト」 ですが、下の3つは 「イチゴ」 です。 もう6月も終わろうかという時期に、またイチゴが穫れるなんてね。
さすが “四季なりイチゴ” です。
そもそも5〜6月が旬のイチゴなのに 「四季なり」って。 どーゆうことっ? と思うんですけど、品種改良ってのはどんどん進んでいくもんですね。
昔から日本で作られてたイチゴは、冬の寒さに当たらないと花芽ができない性質で、冬を越して春に花が咲いて実がなるんだけど、四季なりは、そういう季節の変化に敏感じゃないのが特徴なのです。
低温だったり日が短くなったり、という経験をしなくても、花芽ができる。 春〜秋に不定期に実る。
ハーブとして扱われることの多い 「ワイルドストロベリー」 なんかは、季節に関係なく実をつけますが、こういう種類と交配して作られたようですよ。
そんなこんなで、この先も繰り返し実がなりそうな四季なりイチゴですが、実がなってる株元から、ランナーもガンガン伸びてきます。
ふつうのイチゴは、実のなった親株は1年で役目が終了。 ランナーを伸ばして子株をたくさん作るといいのですが、四季なりタイプはちょっと事情が違います。
親株にはまだまだ実を成らせるためのエネルギーが必要だから、子株を作るならば数個にして、あとのランナーは株元からカットしましょう。
ランナーをいっぱい伸ばしたままにしておくと、そっちにも栄養をとられますから、せっかくの四季なりなのに、実つきが悪くなってしまいますよ。
ウチのは、とりあえずランナーは全部切ってしまいました。 また伸びてくるだろう。