花壇・２

　今月２４日に登場した花壇・１に続いて、今日は花壇・２です。
　位置関係はこんなふう。　右手に１、左手に２。
　花壇・１は、四角く縁を囲って、２０ｃｍくらい土面が上がっておりますが、花壇・２は、少々イレギュラーです。
　玄関に向かう階段に面した場所なので、この花壇に植えた植物が見えるようにしたい。　しかし、花壇のまわりは、ちょっとした高さの壁に囲まれている。
てなことで、花壇の土面は、壁側を高く・玄関たたき側を低く。　レンガの高さを変えて、土面が斜めになるようにしました。
　「でも、斜めにしたら土が流れるんじゃない？」　という心配はごもっともでありますが、自然の傾斜地でも、植物が育ってる景色を見かけますよね。
　根が張ると、植物そのものが　「土留め」　になります。
　最初はもちろん根が張ってないから、あまり株間をとらず、普通よりくっつけて植えて土が流れにくく、というような工夫もしますけどね。
　しかし、植えた直後はやっぱり、多少の土が流れるでしょう。　その対策として、花壇には何か所か大きな石を据えてあります。
　石も、土留めの役割をします。
　“岩や石などを組み上げ、自然の岩山のようにつくった花壇”　をロックガーデンと呼びますが、それをちょこっと取り入れた、という感じ。　ロックガーデンもどきです。