お気に入りのニチニチソウ
川崎市のW邸。 お庭の夏のお手入れに伺いました。
まずは、玄関までの階段脇にある花壇のお花をチェック。
マス状の花壇は全部で13ありますが、13区画全部が、いっさい陽射しを遮るもののない環境です。 5月に秋までいける季節の花を植えたものの、陽射しが強くて水切れも早いので、ダウンしたものもいくつか。
完全に枯れたものは植え替えて、後は切り戻したり、肥料を追加したり、水持ちをよくする工夫をしたり。
日当たりがよくて羨ましいと思われるかもしれませんが、よすぎるのもなかなか大変です。
さて、写真は階段を半分くらい昇ったところからの図ですが、一番上のマスをご覧下さい。
手前の黄色いのが 「マリーゴールド」 で、その下のピンク系2種類はどちらも 「ニチニチソウ(日々草) 」なのですが、ひとくちにニチニチソウといっても、ずいぶん雰囲気が違うもんです。
3年ほど前に、ニチニチソウについて書いてますが、それ以降もいろんな種類が登場しております。
パンジーほど種類は多くないけど、ブランド品種にはちょっと変わったものがあって、その中で最近、私が気に入っているのはこのタイプ。 ハルディンの 「ビンカ京風車」 というシリーズです。
ネーミングについては、どういうことっ? と思うけど 「風車のように咲く」 と言われれば、花びらの形からそんな感じもするし、「京都で育種された」 と言われれば京・風車です。
従来のニチニチソウは、花びらが丸っこく、ペタっと平面的に咲いて、すんごく花つきが良いイメージですが、これはちょっと違う。
花つきが悪いわけじゃないけど、花びらが細いせいか、葉を完全に覆い隠すほど花・花・花、にならないところが気に入っています。 お花にも株全体にも、ちょっと 「間(ま)」 がある所がいいの。 夏だし。
高温、強光にも耐えてくれる、夏の頼もしいお花ニチニチソウ。 W邸でも大活躍です。