3度めの花

niwazou2011-08-09

  猛暑が戻ってきました。 携帯にはこんなメールが。
 これは市が行っている 「安全・安心メール」 なのですが、高温注意情報っていうのは初めてじゃないかしら。
 全国的に暑ーい。 しばらくは無理せず、活動も省力化しよう。 バルコニーでの作業は早朝のみにするとか、買い物の回数を経らすとか、掃除をあんまりしないとか、ゴハン作りに手をかけないとか ・・・
 というように、気温を言い訳に家の中でゴロゴロ・うだうだしている私 (と、みかん)。
 一方、暑さの中、今年3度めの花を咲かせているバラ、「ジャクリーヌ・デュプレ」 よ。 しかも、花数の多いこと。
 今さらですが、四季咲きのバラというのは1年じゅう花が次々咲くのではなくて、花がらを切っておよそ40日後 (季節によって、前後します) に次の花が咲く、という習性を持ったもの。

 今年は、花が終わりかける頃、早め早めでこまめに花がらを切ったので、3度めの開花が昨年よりずいぶん早いです。
同じ四季咲きでも、ほとんどのバラは春に咲くものより、小さかったり色があせたり、あるいは濃かったり、と本来の花と姿が違うのですが、ジャクリーヌは夏もあまり変化がない、と思っていました。
 でも、よく見ると花びらの数が少ないのよね、夏は。 春の花はもっと厚みがありました。
 さて、四季咲きは習性だけれど 「花を咲かせる」 というのは、バラにとってはやっぱり体力の要ることです。 
 だから、秋に快適に咲かせてやるために、夏は咲かせない。 蕾を摘んで休ませる、というロザリアン (= バラを育てる人のことね) も少なくないです。
 ゆっくり愛ででもらうことの少ない季節。 ひっそり咲いてるのが気の毒にも思えて、来年からはそうしようかな、と思ったりもする。 こんだけ暑いと、そんな気にもなります。