アオイ科の花たち
これ 「アジアンハイビスカス」 という名前がついていたけど、ハイビスカスでは、ない。 「アカバナワタ」 という名前もあるらしいけど、綿がとれるわけでもないので、これまた混乱を招く。
本当の名前は、アベルモスクス(・ツベロスス・モツカスツ)
・・・ 覚えられないから、ま、いいか、アジアンハイビスカスで。 確かにハイビスカスによく似ていますね。
右の写真は、早朝の様子ですが、開き切るとこんなふうです。 ペラっと平面的に咲きます。
ハイビスカスと同じく 「アオイ科」 ではありますが、ハイビスカスの仲間というよりは、「オクラ」 の仲間。
「木」 じゃなくて 「草」 だし、昨日のハイビスカスと比べると、お花のあっさりした感じは、いかにも草花という印象です。
「アオイ科」 とういう分類が出てきましたが、ハイビスカスとオクラは、もとをたどれば同じグループなので、ハイビスカスに似ていて不思議はないのですが。
下のクリーム色のが、オクラの花です。 花びらの質感や、雄しべが飛び出てるとことか、どれも似ているのだ、アオイ科一族。
他のアオイ科の植物というと、ムクゲ、フヨウ、ケナフ、綿 ・・・ お花を見ると、逆に血筋がわかる、そんな感じですね。
1ヶ月くらい前に撮ったアジアンハイビスカスのつぼみ。 写真が残っていたのだけど、これがオクラみたいなのよね。
⇒ ほら。 花だけじゃなくて、こんなとこ似てるのは、やっぱり血筋だー!
朝咲いて夜には終わる、1日花なのがもったいない気もするけど、だからこそ、いずれも美しい、そんなアオイ科の花たちなのでありますよ。
チェックしてみたら、過去に何度もアオイ科の花について書いてますね、私。 興味がある方は、→アオイ科、で検索してみてくださいー。
さて、話はアジアンハイビスカスに戻りますが、これ、たぶん冬越しは難しいと思うので1年草扱いです。 タネを採れば翌年も育てられるはずですよ。