シソとショウガの秋
シソ (紫蘇)。 今年は植えた覚えもタネを蒔いた覚えもないのに、勝手に生えてきて、かつてないほどいい感じで育ちました。
生えてきたのは、パネルのおかげでちょっとだけ陰のできる、パネル足元のプランター。
鉢で育ててた前の年のタネが飛んで行ったのかな、と想像しますが、ほどよい日当たり具合と、周りに鉢が並んでるため乾きすぎない土。 シソにはぴったりの場所なのでした。
好きな場所で伸び伸び育っただけあって、次々に茂った大きな葉は柔らかくて、夏中、食卓で活躍してくれました。
が、そろそろシソの季節は終わりに近づいています。 花穂ができると葉が硬くなるので、見つけては摘み取っていましたが、株元からもどんどん出てきて。
花穂も 「穂ジソ」 として、開花後に実ができたら 「シソの実」 として利用できるということですが、そういう食習慣がないので、もう後は自然にお花を咲かせちゃおうかなと思っています。
と、シソがその季節の終わりを迎えているその横では、こんなものが勢いを見せています。
何だと思うー? 観葉植物を思わせるようなシャープな葉ですが、こちら 「ショウガ」 です。
タネショウガをひとつだけ、植えた、というか、土の中に埋めておいたもの。
深さは20cmほどしかない容器(不織布) の中で、どんなふうに育ってるかわかりませんが、葉をみる限りはうまく育っているような気がする。
これまた 「葉ショウガ」 を利用する習慣がないので、根ショウガが大きく育ってくれることを祈りつつ、収穫の時期を待ちます。
植え付けた時期から計算すると、10月の初めごろが根ショウガの収穫時期にあたりますが。
かつて何度も、収穫早すぎた? という失敗を経験しているので (大根とかジャガイモとか・・・)、 あせって、早すぎないようにしなければ。
地上部の葉や茎が枯れてくるまで待つのだ。
シソからショウガへ。 薬味も交代する、秋のバルコニー。