ひかりモノ

　並んでるのはキャベツじゃなくて　「ハボタン」。　従来のハボタンとは違って、葉っぱにツヤ感のある　“照り葉”　タイプのものです。
　２，３年前から見かけるようになりましたが、今年は結構な数が入荷されてるので、売れ筋なんでしょうね。
　色をつけたりスプレーでキラキラを吹き付けたものとか、クリスマス・お正月を控えて、装飾した植物が出回る季節ですが、このツヤツヤはそういうのとは異なっています。
　ツヤっぽい葉は、年数をかけて選抜・改良して作られたもの。　生ツヤです。
　写真だとあんまり差が出ないんだけども　・・・　左が普通ので、右がツヤのあるタイプ。
　　　
　右の方が、なんとなくテカってますよね。
　この商品名は　「ピカピカ葉牡丹」　ですが、大手のタキイ種苗には　「プラチナケール・ルシール」　という名前のがあります。
　さて、これらの　“ひかりモノ”。　何度か使ってみましたが、お庭より鉢植え向きかなという感想です。
　植物に限らず、ひかりモノはイベントなどで華やかさを添えてくれますが、他の草花とうまく合わせるのが結構、難しい。
　たとえば、従来のハボタンと組み合わせて使うと、お互いに映えない感じです。　
　同じようにちょっと照り感のある、肉厚な感じの葉っぱやお花。　または、植物じゃなくてデコレーション、クリスマスなら、コットンとかリンゴのみたいなものと組み合わせると生きるかな、という気がしますよ。　
　そう、硬い感じのデコレーショングッスと相性がいいかも！　あー、シルバーリーフなんかは合うよね、きっと。
　・・・　とか想像しながら、結局これを購入しなかった私。　ひかりモノの扱いは下手なんです。