本当の旬は、今よー

niwazou2011-11-21

 葉っぱが枯れた感じになったので、いよいよ 「ショウガ(生姜)」 を掘り上げました。
 直径18cmの不織布プランターに、買って来た種ショウガを1つ植え付けて。 水やり以外は、ほとんど放置状態でしたが、このくらいに育ちましたよ。
 といっても土でわかりにくいと思うので、こちらをご覧ください。
 ほらっ、できてるでしょう。
 この葉っぱがついてるのが新しくできた根、いわゆる 「新ショウガ」 です。
 で、右奥の茶色っぽいのが、初夏に植え付けた元のショウガ。 掘り上げるときは、新ショガの下にくっついていました。
 今まで意識しなかったけれど、ふつうにショウガを育てると、収穫は秋なのです。 4月とか5月に植え付けて、10〜11月に新ショウガを収穫するのが自然のサイクル。
 新ショウガっていうと、初夏のイメージがありませんか? けど、この 「旬」 だと思っている夏のショウガ、じつはハウス栽培で育てられるらしいのよ。
 もともとの旬は秋だったはずですが、初夏に需要が多いからなんでしょうか。
 ← タネしょうが、アップ。 ショウガは、この植え付けに使った古いヤツも食べられます。
 ただ、年とってるぶん、固いし繊維質で辛みも強いです。 見かけは小さくしぼんだりもしてないけど 「皮が厚くて、水分量が少ない」 ・・・ ああ、なんだか、胸に響く。
 しかし、植え付けに使ったものが翌年も食用になる、って珍しいですよね。 パンチの効いた辛みで、古いものも活躍。 
 タネに使ったショウガと、あと、収穫した新ショウガを再び土の中に埋めて貯蔵したものを 「ヒネショウガ(老成生姜)」 と呼びます。
 つまり、新ショウガ以外は、すべてヒネショウガ。
 いつでも手に入る、ふつうのショウガはコレですね。