小さくなったモッコウバラ

niwazou2012-01-11

 きのうに続いてM邸のバラ。 これ、モッコウバラよ。 →
 昨年の冬、バッサリと枝を切り落として1年。 お花の頃は見てないんだけど、葉はだいぶ茂った様子なので、手当ての甲斐はあったのか。
 私としては、こんなふうに仕立てたいのだ。
  画像は拝借してきたものですが、土の少ない環境なので、この程度のサイズにとどめればお花もたくさん咲くと思うのよね。
 地植えにすると巨大に育ち、本来はその豪快さを愛でたいモッコウバラですけども、ここでもなんとか、きれいに咲いてほしいのだ。
 大学生の頃、シスターが(大学がカトリック系だった)繰り返し言ってた言葉に 「置かれた場所で咲く」 というのがあって、ナンカの拍子にこの言葉が頭の中をかすめます。
 望んだ場所でなくても、恵まれた場所でなくても、その場で自分にしか咲かせることのできない 「私」 という一輪の花を咲かせましょう、というような、まあ精神論なのですが、これ、植物そのものを育てるときも浮かんでくるのであります。
 どこのお宅だって、そんなに条件のいいお庭でガーデニングができるわけじゃないけど、その場で美しく咲かせる工夫っていろいろありますからね。
 本来の姿じゃなくとも、その場に合った美しい咲き方ができるよう手助けするのが、私の仕事ね。