コーネリア、くねくね
パーゴラに、つるバラ 「コーネリア」 を誘引しています。
昨年の5月にK邸に仲間入りしたバラ。 購入時に1m以上に育っていたロング苗でしたが、現在はもう、こんなふうに枝を曲げていってもパーゴラの天井部にまで届くほどになりました。
コーネリアは、愛らしく頼もしいバラ。
白っぽく写ってるけれど、本当はもう少しピンクがかった柔らかい花色。 控えめで優しい雰囲気なので、壁や大きなアーチなど広い場所に、たくさん咲いてもうるさくない。
という姿ももちろんのこと、性質が素直で扱い易いのも大きな魅力です。
まず、狭いパーゴラにだってこんなふうにS字に近い形に誘引できる点!
新しい枝は太いものが伸びてくるけど、太さの割にしなやかで曲げやすいのよ。 ゆるーくゆるーくでいいので、水平に配置する枝を多く作ると、花数が増えます。
で、途中から上に枝を引っ張って、と。
作出は1925年・イギリス。 今も根強い人気の理由は、実際に育ててみるとよくわかります。
おまけに半日陰とか、ちょっとやせた土地とか、条件がイマイチな環境にも順応しやすいというのがコーネリアのいいところ。
返り咲きで、香りもいい。 花持ちもいい。
初めてつるバラを育ててみよう、という方にもおすすめの品種です。