バックヤードのこと
「カーネーション」 の流れで 「あさイチ」 を観ていたら、「見てみたい!プロの自宅の庭」 っていうのをやってました。
へー、どんな人が出るの? と思ったら、吉谷桂子さん。
雑誌などでもすでに拝見しておりましたが、ショーガーデンのように美しいベランダガーデンでした。 そしてとっても羨ましい 「バックヤード」。
でーんと置かれた自動車整備用の収納棚に、小さい道具がきちんと収まってて、作業台があって、土は種類ごとに缶に入ってて。 確か、車を横付けすると、雨に濡れずに荷物を運び入れられる作りになってるのよね。
いいなー、いいなー。 こんなふうに整理されて機能的な場所があったら、仕事もずいぶん楽しくはかどるに違いない。
バックヤードというのは、直訳すると裏庭ですけど、お庭の用途で区別すると “メインのお庭を支えるスペース” みたいな意味で使います。
庭に植える苗を育てたり、コンテナの植え替えをしたり、道具や材料をストックしたりといった、メインガーデンの舞台裏みたいな。 自宅ガーデナーさんにとっても、垂涎の場所でありましょう。
しかし、吉谷さんちのようなバックヤードは、そうそう手には入りません。
特に都市部の住宅では、メインとかバックとか区分けして使える場所なんてないわ、というお宅も多いはず。
となると、区切って使うか、一体型できれいに見せるか。 工夫が要りますね。
我が家の場合はちょっとイレギュラーですが、広さはあるものの、人に見せる目的がないので、メインガーデンは無し。 バルコニー全部がバックヤードです。
というのを言い訳に、散らかり放題なんだなー、これが。
舞台裏ってのは往々にしてこんなもんよ、と言いたいところだけど、道具が整理されてなくて無駄な動きが多いよなぁ、といつも思う。
バックヤードは、整然としてなくてもいいから機能的でなくっちゃいけない、と思うのでありました。