屋外育ち、屋内育ち

niwazou2012-03-06

 赤いのとピンクの。 2つとも 「ミニバラ」 です。
 黒いビニールポットに植わっていたのを、それぞれひと回り大きな鉢に植え替え、約1ヶ月が経過したもの。
 赤い方は 「プラスチックのスリット鉢に植えて・屋外」、ピンクの方は 「陶器の鉢に植えて・家の中」 に置いていたのですが、生育具合にずいぶん差が出ました。
 葉の茂り方がぜんぜん違う。
  ピンクの方は、こんな感じの場所に置いてました。
  玄関げた箱の上で暗めですが、天気のいい日中は天窓から薄い光が入ります。
 しばらくは変化なく、最初からあった花がきれいに咲いていましたが、1週間くらで下の方の葉が黄色くなってきて、さらに1週間経つと多くの葉がポロポロと落ちてしまいました。
 植物の多くは、弱ってくるとまず葉を落とします。 「これじゃ、丸坊主になるな」 というところで、ピンクも外に出しましたが、一度弱ったものは回復に時間がかかります。
 現在、静養中のピンクは、こんな状態よ。 まあ、そのうち元気になりますけどね。
プレゼントなどでいただく機会も多いミニバラ。 冬にお花の咲いたものを手にすると、お部屋に置きたくなるのは人情ですが、このとおり、ずっと家の中で健康に育てるのは無理です。
 低温が苦手で室内でなければ冬を越せない植物もあるけれど、バラは寒さに弱くありません。 できれば屋外で育てましょう。
 でもやっぱり、家の中に飾っておきたいわ、という場合も、日中は軒下に出して太陽の光や外気に当てることが必要。
 本来、外で育つものは、やっぱり外が好き、ということですね。