紫のカリフラワー(1)
きょうも紫。
例によって、ヒヨドリの容赦ない攻撃を受けて葉っぱがボロボロですが、これは 「バイオレットクイン」 という名の紫のカリフラワー。
カリフラワーのはずですが、収穫期を迎えたこれを見て、ちょっと疑わしい気分になっています。
どっから見てもブロッコリーだもんね。 自分で札に名前を書いたんだけど。
カリフラワーってのは、もっとギュッと丸いかたまりのはずだけど、うちのは花蕾どうしに開きがあって、なんかこう ・・・
← これですよ、本来の姿は。
カリフラワーはブロッコリーが突然変異してできた野菜だから、似てて当然なんですけど、なんだか緊張なく、ユルーく育っちゃった感じです。
気をとりなおして収穫してみますと、確かにこれが紫色の品種であることがわかります。
寒さにあたった場所が紫っぽくなったんじゃなくて、房のひとつひとつが、まんべんなく紫よ。
本当にカリフラワーなのかどうかという疑問は残りますが、色も形も、とても美しい野菜であることは確かです。 切り花のように飾っておくのもいいかしら、と思うくらい。
ブロッコリーやカリフラワーって、冬野菜の中では王様! と思います。
コンテナで十分育ち、他の冬野菜を圧倒する存在感があるし、小さな蕾が次第にモコモコとした形に育っていくのを見るのも楽しいし。
「華」があるよね。
ということで、明日に続く。