紫のカリフラワー (2)
収穫したら、食べるのだ。
紫カリフラワー 「バイオレットクイン」 を茹でましょう。
湯気でぼんやりしていますが、茹で汁をご覧ください。 青ーいのよ。
噂に聞いていたとおり、茹でると紫色の色素 (アントシアニン) は溶けだしてしまうようです。
カリフラワーにはアクがないけれど、この茹で汁を見ると、生でクリームシチューなんかに入れるのはやめた方がいい。 学習。
茹であがりはこんなふう。 きれいな緑色になったカリフラワーは、ほぼブロッコリーに変身しました。
こうなると、カリフラワーだろうがブロッコリーだろうが、もうどっちでもいいかという気分になります。
食べたらどうかというと、やっぱり大差ないのよね。
ほんのり苦味があるようにも思うけど、これブロッコリーよと出されれば、何の疑いもなくおいしくいただいちゃうと思います。
カリフラワーには、オレンジ種もあります。 「オレンジブーケ」 というかわいい名前。
オレンジの方は、結構きゅっと締まってて、カリフラワーらしく育っております。
オレンジ色の成分はカロテンですが、こちらは茹でても溶けだしません。 黄色いまま。
これもそろそろ収穫しますよ。 食後レポートはまた改めて。
さて。
一般的な白いカリフラワーは、まわりの葉で花蕾を包んだりしないと、日焼けで黄ばんだりするけど、紫やオレンジはその必要がないです。 その点、イロモノはちょっと手軽。