松葉のこと

niwazou2012-03-19

  顔を上げると、こんな木が。 緑の葉の間から、茶色い糸みたいな棒みたいなものが、ぶーらぶら。
 ハテ、この木はなんだったかいな? と近づいてみると、ぶーらぶらは木から伸びたものではなく、上から落ちてきた 「松葉」 でありました。
 この木は 「モッコク」 かしら。 この木よりそのさらに高い位置には、大きな 「松」 が枝を伸ばしていて、落ちた葉がモッコクに引っかかっているのです。
 あら、面白いわと思いながら眺めたものの。 これがお庭だったら、ちょっと困るだろうな、とも思います。
 お庭に新たに松を植えるお宅は少なくなりましたが、神社や古い集合住宅など 「近い場所に立派な松がある」 というのはよく目にします。
 松自体は素敵なんですけど、大木になると結構な枯れ葉が落ちるんですよね。
 常緑樹だからといってあなどれない量ですが、何より針葉樹は形が厄介。 「窓のサンに毎日、松の落ち葉がたまってタイヘン」 というのを聞いたことがありますが、細くて隙間にも入ってしまうこの形状がポイントです。
 お手入れに伺っているお宅にも、飛んできた松葉が積もる花壇がありますが、松葉はとり除きにくいんですよね。 また風のってどこかへ行っちゃうこともあるけど、いつまでも残っていることが多いし。
 場所によっては放置しとけばいいのですが、針葉樹の葉は油分が多くて、なかなか土に還りません。 その特徴を活かして 「マルチング」 に使ったりするといいんだろうけど、パラパラ散らかってるものを集めるのは ・・・うーん、大変。
 ここみたいな、神社の境内だったりすると掃除もし易いんですけどね。
 あ、シャンプー後で、みかんちゃんのお尻毛はフサフサです。 決まってる?