フキノトウ、出たよ

niwazou2012-03-22

 枯草ばかりだった道端に 「ホトケノザ」 とか 「ヒメオドリコソウ」 の緑の葉が目立つようになりました。
 畑や菜園の土づくりをするときの話ですが、土のPHは 
「スギナやオオバコが生えてる土は酸性」 「ホトケノザオオイヌノフグリが多い土はアルカリ性
 にそれそれが傾いている、と言います。 どんな野草が生えているかが、土の酸性度を知る目安になるということなのですが。
 確かにコンクリート塀の脇にはホトケノザが多い気がする。 そういやセメントって、アルカリ性だもんなー。 (注) セメントに水とか骨材を混ぜたものが、コンクリートであーる。 
 そんなことを考えながら歩いていると、続いて、ハナミズキ林になっている「生産緑地」 で 「フキノトウ」 を発見。 
 おーう、久しぶり!
 毎年のことなんだけど、フキノトウを見るとなんだか興奮します。 この時期以外、ぜんぜん忘れてるんだけど、「ああ、やっと会えましたね」 という気分になってしまうのは、フキノトウにパワーを感じるからかしら?
 枯葉の間から顔を出す姿は、生まれたての赤ちゃんのような。 場所によっては雪を溶かして、かたくなった冬の地面を打ち破って伸びあがってくる姿には、春の力強さがあふれているではありませんか!
 きれいなものがたくさん姿を現す春ですが、パワーみなぎるものに出会うのもまた、春の楽しみ。