省力化のすすめ その2

niwazou2012-03-27

 今日はこんな場所で寝ています。
 他に広い場所がいっぱいあるんですけどねぇ ・・・。


 作業台とか、準備とか。 当ったり前じゃないのと思われる方いらっしゃるでしょうが、あえて当たり前のことを見直すのが省力化のポイントです。
 今日は 「いかに力を使わずに植え替え作業をするか」 についてです。
 植物を育てると、枯れたものを処分したり、土を替えたりという時期がやってきます。 コンテナ栽培の場合は必ず、です。
 その際に使う道具についても見直してみようではありませんか。
 まずは、1)作業のときに敷くシートについて。 
 シートを使う場合は 「大きすぎない」 「端が立ち上がる」 ものが便利です。
 大は小を兼ねるといいますが、大き過ぎるシートは広げるのも畳むのも難儀。 畳んで使うと間に土が入りこんだりするのも面倒なものです。 大きいシートはあえて作業台の大きさに合わせて切っちゃおう。

 そして、端がちょっと立ち上がると、土がこぼれにくい。
 ホームセンターなどでふつうに売っている、角にスナップがついたガーデンシート。 ちょっとした工夫ですが、使ってみると気が利いています。 洗濯ばさみなんかで端っこをとめる、っていうのもありかもしれない。
 むろん、シートを改めて買わなくても新聞紙を使ってもいいと思います。 作業後に、ちょっとした土ならそのまま包んで捨てられる、というメリットもあるし。
 でも、濡れたり土がいっぱだと、動かすときに破れてしまって、あーあ、となると、余計な労力が要りますので注意です。
 2) それ専用の道具を使う。
 鉢から植物を引き出すときは、土ごとすっぽり抜くのがラク。 根っこが張ってないものは別として、植物だけ抜こうと小さいスコップで掘って掘って・・・ は、結構、手首に負担をかける動作です。
 抜いた後に新しい土を足して・・・なんてチマチマしたことを考えず、いったん全部取り出してしまおう。
 このとき便利な道具はこれ。 以前にも紹介したことのある「植替え名人」 という名前の刃物は、片刃がギザギザした、植え替え専用の道具です。
 スコップなどと比べてペラっと薄いので、硬くなった土でもあまり力をかけずに刃が入ります。 これで隙間を作って、プラスチックの鉢だったら横に寝かせてトントンとたいてやると、たいていのものはポコっと抜けます。
 ナイフなんかでも代用できるかなと思うけど、刃は長い方が使い易いでしょう。
  抜けたら、割りばしみたいな細いものでつついて、土を落としましょう。
 あと、3) バケツのようなものをいくつか用意しておく。
 再利用して使う土、廃棄する土、抜いた根っこ。 そういうものをすぐに分けて入れる場所を確保しておくのも、省力化のポイント。
 「ビニールの袋に土を入れて移動しようとしたら袋が破れた」 みたいなことは、すごくヤル気を失わせますよね。 
 バケツについては、タブトラッグスみたいに広口なものだと、より使い勝手がいいです。