新しいバラ、増える
2月の初めに、バラの冬のお手入れをしたT邸のバルコニーも春です。
バラが中心のお庭ですが、今きれいなのは 「ジンチョウゲ(沈丁花)」。 花びらが真っ白なタイプ。 品のあるいい香りが漂います。
さて、冬の間に再生が難しそうな古い株を抜いたり、つるバラを短く仕立てたりと、思い切った整理を行っていたので、花壇や鉢に何か所か空きスペースができました。
前回、「上限、4株まで。 新しく育ててみたいものがあれば、追加できますよ」 とお話ししていたら ・・・ Tさん、きっちり4株、新しいバラの苗をスタンバイしておられました。
今までのバラも気に入って買ったわけだけど、上手く育たなかったり、ちょっと飽きてきて変化が欲しくなったり。 Tさん、そろそろ新しいものに目がいく頃だったんですよね。
そう。 いろんな品種を育ててみたいけど、一度手にしたものは枯れない限り処分したりしにくいし、かといって増やし放題というわけにもいかない、というのは有りがちな事。
そんなときは、人(今回の場合、ワタクシ)に判断してもらったり、整理してもらうのも手、なのですよ。 大きくなりすぎたものを一度、思い切って切り詰めてみるというのもいいでしょう。
新しくバラを選ぶにあたっては、植え場所を考慮して 「つるバラでないものを」。
購入時、店員さんに聞くときは 「シュラブタイプ(半つる性、1〜1.5mほどの背丈のものが多い)」 で 「横張りな感じで枝の出るもの」 というようなことをキーワードに、後はお好みで選んでいただきました。
そして、選ばれたのが 「シャンテ・ロゼ・ミサト」 「シャリファ・アスマ」 「イブ・ピアッチェ」 「ローズポンパドゥール」 。 いずれも人気の名花です。
トレリスの前側や花壇や鉢や、各所に植え込みました。 これで15種類を超えましたよー、バラ。
あ、そうだ、お菓子。 今回は、こんな春らしいのをいただきました。
和菓子は美しいです。 目にもおいしい。