春の足は早い

niwazou2012-04-17

 ナマモノは長持ちしなくて 「足が早い」 といいますが。
 3日間ほど家を空けて帰ってきたら、蕾だったサクラ 「旭山」 が思いっきり咲いておりました。
 ご近所のM木さんちの3本桜(ソメイヨシノ系、枝垂れ桜、里桜) も、様変わり。
  出かけるときはこんなふうに、ソメイヨシノ系桜の散り始めで、地面に落ちた花びらが美しかったけれど、今はもうすっかり葉桜になりました。
 そろそろ今年の桜シーズンも終わりに近づいています。
 昔から、ドラマや小説で 「後、何回サクラが見られるかしら」 みたいなセリフやシーンが登場しますが、そういう気持ちも年々実感するようになりますね。 自分のこと考えても、普通に毎年見られたとして、もう50回も無理そうだし。
 ちょっと感傷的な気分にもなる春です。
 さて、桜に限らずいろんな植物が美しいので、お花の美しさを撮っては残したくなるのですが、美しさには終わりもある。
 これこれ、数日前に登場した 「乙女椿」 ですが。
 お花がきれいに咲き揃う時期は過ぎて、今はこんな風に枯れたお花が目立つようになりました。
 乙女椿はハラハラと花びらが散ることはなく、花ごとポトンと落下するタイプ。 株元には、原形を残しつつ茶色くなったものが並んでいて、見た目にはちょっといただけませんね。
 枝についたまま枯れるタイプよりは、後始末もラクでいいと思うけど。
 咲いたり枯れたりして、春は過ぎていきます。