根っこも赤い

niwazou2012-05-09

 見覚えあるけど、食べたことあったっけ? という人が多そうなこの野菜は 「スイスチャード」 です。 
 「ベビーリーフ」 として売られてる中に、赤い茎のものが入っていたらこれよ。
 色といい名前といい、ちょっとおシャレっぽいのですが、和名はフダンソウ。 生育旺盛で絶え間なく収穫できるから、漢字で書くと 「不断草」。
 地方によってアマナとかトキシラズとか、いろんな呼び方があるようですが、沖縄県では 「ンスナバー」 というんだそうですね。 (「ン」 で始まる単語って。 どう発音するんだろー)
 実は身近な野菜なのです。 この苗、近所のスーパーで4ポット200円で売られていました。
 あらこんなところで、苗? と思って見ていると、隣にいたご婦人。 「ねぇ。 これ、どうやって食べるの?」 
 かくいうワタクシもベビーリーフしか食べたことがないので、札を見つつ 「柔らかい葉はサラダですかねー。 あ、お浸しとか、煮たりしてもいいみたいですよ。 したことないですけど」
 「・・・・。 ふーん」
 どうやら、説得力がなかったみたいです。
 さて、そんなスイスチャード。 写真のような茎の赤いものがポピュラーですが、赤以外にも黄色や白やいろんな色があってカラフルです。
 買って帰った苗を植えようとポットから出してみると、あら、根っこまでも赤色!
 ってことは、黄色い茎のは黄色い根? なんてことを想像すると、他の色も植えてみたくなります。 
 海外では、花壇の植え込み材料としてもよく利用されているようですよ。
 色がきれいで育て易い、とくれば、菜園の計画にも気軽に加えられそうです。