コデマリづくし

niwazou2012-05-11

 玄関の鉢植えは 「コデマリ」 です。
 白い花が集まって咲いてるのが、小さな手毬(てまり)のように見える。 この花木の名前の由来はそんなところでしょうか。
 この時期、フェンスから枝が飛び出して咲く姿を印象的に記憶している方も多いんじゃないかと思うんですが。 花の重さで、細い枝が弓なりにしなってる感じがいいんですよね。 
 そろそろ、お花の見頃は終わりに近づいています。
 ユキヤナギなんかもそうだけど、お庭に植えているコデマリは、花が終わってすぐに剪定しておくと、大きくなりすぎなくていいと思います。
 コデマリの場合は、古い枝を地際で切っても大丈夫。 新しい枝が伸びてくる。
 大きく育てたいときは別ですが、そうやって株を更新して新しい枝を育てていくと、コデマリの特徴である柔らかい枝の感じが出るはずです。
 話は変わりますが、壁にかかっている 「まめぐい」 も、実はコデマリです。 玄関、コデマリづくし。  
 え? それアジサイじゃないの。 という声も聞こえそうですが、モチーフは正真正銘コデマリなのよ。
 アジサイユキノシタ科)・コデマリバラ科)以外にも、「オオデマリ」 だの 「シモツケ」 だの、小さな花が集まって丸くなって咲くものが結構あるけど、図案化すると同じようになってしまうのは、致し方ない。
 でも、葉っぱの大きさとつき方が、絶対コデマリ。 作り手のこだわりを感じるぞ。
(しかし、このままアジサイの時期にも使えるな ・・・)