村田先生とのお別れ

niwazou2012-05-17

 今日は、昨年秋に亡くなったバラ庭作りの第一人者、村田晴夫さんの 「思い出会」 に行って来ました。
 村田先生のローズレッスンが開かれていた 「オークンバケット」 さんが会を開いて下さり、レッスンの卒業生が集まって、先生の思い出を語る会。
 バラのお手入れの実習が行われていた場所で、木陰に集まり、先生のお好きだった曲が流れる中、お菓子とお茶をいただきながら。
 私がこのレッスンに通ったのは仕事をスタートして3年目のことでした。
 たまたま手に取った先生の本をきっかけに、つるバラの魅力を知り、レッスンに通い、そして今、つるバラを取り入れながらお庭を作っています。 私にとってはとても大きな出会いでした。
 当時、バラを上手に育てるための本は沢山あったけれど、「庭を作る植物としてのバラ」 について、これほど深く論理的に解説されたものはありませんでした。 今日も話題になっていましたが、村田先生には庭作りの哲学があった。
 園芸植物ではない、お庭の構成材料であるバラ。 それを知ってから、私はバラにどんどん興味が湧いてきて、それは今でも続いています。
 帰りに、会のお土産にと、こんなものをいただきました。
 チロル!
 ラベルに好きな写真をプリントできる、オリジナルチョコのことは知ってたけど、バラの写真の中になんと、村田先生のまで!!
 帽子を深めにかぶったスナフキンのようなこの写真は、いかにも村田先生らしい。
 レッスンのときは多弁なのに、ふだんはとても人見知りな方で、質問などで直接お話しするときも決して目を合わせてはくれなかったなぁ ・・・ と思い出していたら、
 「話をしていると下を向いてどんどん後ずさりしていかれるので、話が終わったらすごく場所を移動していた」 という話も出て、なんだか、くすっと笑ってしまいました。
 何年かぶりに来たこの場所は、バラでいっぱいでそれは美しく、写真を撮ったつもりだったのですが。
 なぜか動画になっていました。 バラがずーっと揺れてる意味不明の動画。
 最近、使い始めたiPhone、いまだ使いこなせず。