ズッキーニの葉

niwazou2012-05-25

 「野菜作りをすぐに挫折した」 という人からは、たいてい 「病害虫の発生」 の話が出てきます。
 育ったには育ったけど、葉についた虫の跡や、実が変な形になったりして、なんだか気持ち悪くて食べられなかった、というような。
 我が家のように、日当たりは申し分なくて、かつ、プランターで栽培している場合は、病害虫のトラブルは比較的少ないのですが、それでも 「ウドンコ病」 は必ず出る。
 今年も、イチゴに! しかも一番甘かった 「栃乙女」 に発生し、大きな実を数個、泣く泣く処分しました。
 白っぽく粉をふいたイチゴ。 被害が軽ければジャムなんかにすれば食べられる、なんて話も聞くけれど、やっぱり食べる気は起こりません。
 せっかく大きくしたものを食べずに処分する。 せつないことです。 もうちょっとマメにチェックして、早めに殺菌剤を散布しておけばよかったな、と思います。 
 イメージ的には、ジメジメした時期、湿気の多い場所に発生しそうなウドンコですが、じつはそうとも限りません。
 病原はカビ菌なので、乾燥気味のときに菌が広がる。 病気になった葉はとり除いて、殺菌剤を散布しないと治めるのは難しいです。 
 ウドンコ病の菌はいろいろあって、植物ごとに種類が違うことが多く、例えば、イチゴのウドンコ病がバラに移る、ということは、まずないらしいのですが。
 と、ここでやっと本題。 
今年は元気に育ってる 「ズッキーニ」 の葉ですが、白い斑点がいっぱい。
 えええ、ここにもウドンコ? とまあ、そんな話の流れになりそうだけど、これは病気ではありません。 模様です。
 最初にズッキーニを育てたときには、キュウリと同様 「ウリ科」 なだけに、やっぱりお前もか ・・・ とウドンコ病を疑いましたが、すぐに間違いと判明。
 種類によりますが、ズッキーニの葉には、大きくなると白い模様の入るものがあるんです。 よく見ると規則的に入ってるし、裏にはない。
 でも、とっても紛らわしいです。