2種類のルッコラ

niwazou2012-06-21

 「ルッコラ」 の花が咲きました。
 春から秋まで周年で育てられて、栽培が簡単なのが嬉しいルッコラですが、この時期に育ててみると、結構、虫がつきます。
 アブラムシのような表面につく虫は、食べる前によーく洗えば問題ありませんが、イヤなのは 「ハモグリバエ =絵描き虫」。
 葉っぱを食べないブロッコリーやエンドウなんかだと、葉にすんごい模様ができても平気だけど、そのまま生で食べるルッコラは ・・・。
 虫のもぐった跡があるだけならいいけど、もしかしてこれ、まだ中にいたりする? と想像してしまって、どうも食べる気が起こりません。
  ということで、葉を摘み取らずにそのままにしておいたら、どんどん大きく育って、花が咲いて。 この株は、もう観賞用です。
 一方こちらの黄色い花は、一見、菜の花っぽいですが、これもルッコラ。 「セルバチコ」 という品種の花です。
 セルバチコは原種に近い品種ですが、お花が地味なのが原種っぽい。 葉っぱの形もよく見るものとは違っていて、切れ込みが入って雑草っぽく、ワイルドな感じです。 
 これも、もちろん食べられる。 その特徴であるゴマの香りが、さらに濃厚です。
 ただしやっぱり、お花の咲いたものは葉が硬くなっているから、食用の葉を採るのは若いうちに、ですけどね。
 ふつうのルッコラは、収穫が終わってタネができたらおしまいですが、このセルバチコ種は多年草ということなので、もうしばらくお花を楽しんだら、一度株元からばっさりカットしてみようと思います。