秋の夜のライブ
いまはチェロを弾いていますが、クラッシック、ジャズ、ロック、Jポップ ・・・ とジャンルを問わず、幅広く(浅く?) 音楽は好きです。
小さい頃はピアニストになりたかったし、中学生の頃はサックスを吹いて音大に行くのもいいかしら、なんて、結構大それたことを考えていた私。
大人になるにつれ現実を知りますが、そんなスペシャリストにならなくとも、楽器を弾くのは楽しいし、音楽は心に効きます。
しかし、最近、新しい曲っていうのが、なかなか頭に残らなくなってしまった。
CDレンタルに行っても借りるのは古いアルバムばっかり。 新しいものを借りても、結局あまり聞かなかったってことも多い。
なんだかなぁ。 親の世代が演歌ばっかりだったのを見て、わからんなーと思っていたけど、こういうことなのか、と思う今日この頃。
で、主に古いものを繰り返し聴いておりますが、最近のブームは 「char」 です。 読み方は “チャー”
niwazou が小学生(いや中学生だったか?) の頃は、歌謡曲っぽいロックの 「気絶するほど悩ましい」 とか 「闘牛士」 とかをエレキギター持って歌っていた char ですが、当時のことはあんまり記憶に残ってません。 テレビを見るたび 「首の長くて顔が小さい人だわ」 てなことを考えていたくらいで。(今だと、速水もこみち風)
その後、高校生、大学生になってバンドをやってるときに何度か char の曲をやる機会があり、必要に迫られてCDを聞き始めたらば ・・・ なんじゃ、このカッコよさはぁぁ!
ギターのことはほとんど知らない私でしたが(キーボードを弾いていた)、テクニックがすごいこと以上に、曲のカッコよさに驚いたのでした。
ジミ―・ヘンドリックスとか聴いてたら印象は違ってたと思うけど、それまで洋楽を聴いてこなかったので、カルチャーショックというやつだったのかな、と思うのですが。
いや、いま聴いてもやっぱりカッコいい。 たいていのギター小僧が夢中になるのは、無理ないよね、と思う。
そんな思い出の char のライブに行って来ました。 (注)右の写真は別のライブのです。 左は、「ピンククラウド」 時代のCD
チェロのレッスンの日、山野ミュージックサロンの壁に 「スペシャルライブご招待券、先着10名さまに差し上げます」 を発見。 ダメもとで聞いてみるとなんと2枚残っているというではないの。 すかさずいただきました!
誰か一緒に行かないかなーと、数人の友だちに声をかけましたが 「興味ない」 「1曲も知らないし」 と軒並み断られ、仕事帰りの夫も時間が合わないと言い。 予想はしておりましたが。
結局、ひとりで出かけました。 初・ライブハウス。 初・オールスタンディング ・・・。
ひとりだと、どこに立ってりゃいいのとか、始まるまで何にもすることないけど暗いから本読むわけにもいかないし(浮くし)とか、少々戸惑うこともあったけど。
始まってしまえばなんのことはありません。 最近の曲は聞いてないので、知ってる曲は2曲くらいしかなかったけど、それなりに楽しく過ごした夜です。
ゲイジュツの秋です、一応。