磯菊

niwazou2012-11-15

 いつからか庭の隅っこにいた 「磯菊(イソギク)」 。 もうすぐ咲きそう。
 放置していても、毎年いつのまにか蕾をつけ、寒くなったなぁと思う頃に黄色い花を咲かせます。
 もともと暖かい地方の海岸近くに自生しているそうですから、野草といっていいイソギク
 ふだん注目されることは少なそうですが、お庭の手入れに伺ったお客様のなかには、「お花を摘んで、秋には店先に飾りたいから」 ということで、苗を仕入れたこともありました。
 わかる人にはわかるのですよね、その控えめな美しさが。
  白く縁取りされてるように見える葉っぱですが、実際には白い葉裏が回りこんでそんな風に見える。 近くで見ると、へー、っと思います。
 さてこのイソギク。 なんとなく自然にまとまるし丈夫で扱いやすい植物ですが、地下茎で広がります。 横へ横へと広がっていって、何年も経つと大きな株に。
 広がって欲しくない場合は適宜、伸びた茎を切ればよいです。
 あと、新しい葉が出てきたら、咲き終わって枯れたものをこまめに切ると、きれいです。