「急がば回れ」 の冬の仕事
11月の終わりにバラのお手入れを始めましたが、大小取り混ぜ7本のバラがあるK邸では、もっとも大きいつるバラ 「プロスペリティ」 の誘引が残っておりまして。
さあ、作業開始です。
一番左のがプロスペリティ。 上部にはまだ、葉っぱが結構残っています。
バラの枝を誘引するときに 「葉っぱを落とすのが大変。 そのままでいいんじゃないの?」 と言われることがありますが、できれば落として欲しい。
バラの葉を落とすのは、やってみると思ったより簡単です。
葉っぱを、付いてるのと逆方向に引っ張ると、ペロって剥ける感じでとれます。
葉っぱの付け根には新しい芽が出ているから、最初はちょっと注意が必要だけど、コツを掴めば後はもう、バリバリやって大丈夫。
あ、トゲが当たるので、必ず手袋をしてからやってね。
葉っぱを全部除いて枝だけにしてみると、誘引作業がどんなにラクになるかを実感します。
どの枝を切っていいのか迷ったり、全体の姿がわかり辛いとかえって時間がかかるもんですからね。
つるバラ、特に大きく育ったつるバラの誘引作業は「急がば回れ」 です。
でもって右隣の、まだ枝数の少ない 「ロイヤルサンセット」 と合わせて2本、誘引作業終了です。
所要時間、3時間半なり。 今日は暖かくて、作業も順調に進みました。
来年の壁面は、白・アプリコット・濃ピンクのバラがちょっぴり重なり合って咲く予定ですよ。
Kさん、はなちゃん、今年もありがとうございました!