夏の水切れと、バラ
余裕がなくて3日間書けなかった。 夜ふんばって書く、っていうのが全然できなくなってしまいました (言い訳・・・)。
ということで、今日は1月31日・木曜日です。 お正月がはるか昔のことのようですが、まだ1月だったのねー。
昨日は豊島区のM邸に行って来ました。 男手ひとつでバラの世話をされているバルコニーガーデンのお宅です。
2009年からバラの園復活のお手伝いをスタートして、まる4年が経過しましたが、Mさん、初めの頃に比べるとちょっと息切れしてきたご様子です。
無理もないのです。 バルコニーは屋上の使ってないお部屋の前にある。 わざわざ出向かないと目に入らない場所だから 「ついつい水遣りをサボって」 ってことでした。
昨年は、雨が少なくて水不足って話もありましたしねー。 水遣りのタイミングにも悩む夏でした。
秋のお手入れの際、全体的に乾き気味の傾向でありましたが、ダメージの大きかった 「ピエール・ド・ロンサール」 は、ついにこんなになっちゃった。
かろうじて弱々しい枝が1本、生きながらえてはおりましたが、今後の回復が難しそうなので思い切って抜きました。
地植えでなく、鉢などに植えてあるバラにとって、夏の水切れは大敵です。
初夏にお花を咲かせて体力を使っているところに、梅雨が明けて急に水がもらえなくなると、どーんと樹勢が落ちてしまいます。 その上、日差しの強いバルコニーですから、夏の毎日の水やりはバラにとって命綱なのです。
しかし、「今年の夏は水遣りがんばってください」 というのは簡単ですが、ままならないのが現実です。 今年はもっと水保ちがよくなったり、夏の日射しを調節することを考えよう。
M邸の今年のテーマは 「上手に夏を乗り切る」 に決まりました!
ピエールを抜いた後には、たい肥、腐葉土、くん炭などを混ぜ込んで土をリフレッシュし、小さい鉢に植えてあった他のバラを移植しました。